季節れずれ

季節が行ったり思ったりしたつらつらを徒然と。

21/7/22 伊予灘ものがたり道後編

気が向いたら書くブログ、ツイッターに投げるに長しなので書くことにする。

 

キロ47-1401(JR四国-四マツ)
八幡浜→松山 伊予灘ものがたり 道後編(松山 行) #季節乗り鉄

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1号車 茜の章(キロ47-1401)


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2号車 黄金の章(キロ47-1402)

 

評価の高い本列車、一ヶ月前に手配をかけて二人がけのうち1席を取れた。

 

八幡浜へは15:52着八幡浜編で入ってくる。降車整理後、ウイルス対策で車内拭き上げ消毒のため所定16:05発車のところ遅れて16:08頃始発。

机上には連絡先記入シートの他アクリルスタンドなど感染対策も抜かりない様子。


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車内は1名海向きシート、2名掛け山側、4名掛け海側で、どれもクッションのある、ロザと言っていいシート。

 

八幡浜発車後、車内全クルーの紹介があり、連絡先シートと事前予約食事券の回収を一人ひとり行う。

その際、なんと車販メニューを見ている(呼んでない)と早速注文を受け付けてくれ、さすがのものがたりかと感嘆。

 

事前数量限定予約(マルスイベント券扱い)は各列車ごとに違い、道後編はアフタヌーンティーセット。
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これだけの内容+紅茶二杯分で、3,100円。ジャムはお土産に持ち帰れるし、全て言うことなしの美味しさ。個人的には右上、トマトチーズのサンドイッチが実は一番うまく思えるほど、いいパンと新鮮トマトのコンビが出来上がっていた。


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アルコールも取り扱っており、栗焼酎の水割りは700円台。これに限らず配膳スキルも鍛えられており、なみなみ入ったグラス等を揺れる海線でこぼさず手持ちするアテンダントの技量は流石のもの。


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その車販基地は2号車にあるが、サービス基地の様相で、車販も実は買いに行く必要はなかった。

というのも飲み物食べ物はアテンダントに注文すれば持ってきてくれるし、グッズは大柄のワゴンを終着前に全車押して回ってくる。

飲み物食べ物については異色の後会計を採用しており、道後編は向井原駅付近でL.O.の後各席に後会計でやってくる。

 

そして伊予灘ものがたりの特色は沿線市域との交流。7年目に至ってなお盛ん。

八幡浜付近…沿線会社の大漁旗振り、住民とペットのお手振り

伊予大洲大洲城からの旗振り
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五郎…沿線名物駅長、沿線住民お手振り

伊予上灘?…沿線住民とペットのお手振り、大漁旗振り

その他にも特に西部にてお手振りや手製の横断幕、はては石像まで毎週続けてくれているそのポテンシャルに感激を覚える。

 

有名観光地となった下灘ではドア開放。


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すっかり駅にも観光客がつくようになり賑やかである。実はこの時点でも遅れていたが、そのまま3分遅れで運転停車し、できる範囲でサービスを削らない配慮が見られた。

市坪運転停車の後最後に記念品を配り、松山到着となった(ちなみにテーマソングがあって流れる。いい曲だったんで市販されるなら買いたいかな)。天気にも恵まれ、そのサービスは流石と言えた。

 

伊予灘ものがたりは2022年春、キハ185系改に置き換わる。キハ47系改造からは更にランクアップしてくるものと思い、是非リピートしたいと思う列車である。

 

気になった点だけ一応

伊予灘線内、夏なので仕方無しとはいえ車体と枝葉がかなりぶつかる。太めにぶつかるキキーッって音も数回あり流石にね…

・乗車記念品を市坪駅出たあとの5分で配り切ろうとする。停車直前まで配ってたので、ちょいとどうかなと。

リニューアルでオペレーションも内容も手を加えるとは思うので。また今度。