「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」Cafeコース 短評
2021/8/12
西鉄電車がこっそり走らせるレストラン列車「ザ・レールキッチン・チクゴ」(公式略称は頭文字をとって TRKC となるらしい)。
朝の40分を走るカフェコースにのみ、当日の空席分に限り当日券が発行される。
西鉄福岡(天神)北口、改札外事務室にて発券が可能。
列車は0932頃、降車専用ホームに入線してきて、スタッフが1名列車から降りてきて改札となる。当日券分については前から順番に着席となる。
結構クッションがしっかりしており、座り心地も悪くない。
1-2-3号車のうち、2号車はキッチンとなっており、中央には自慢の電気ピザ窯がある。当日券分のスープ、ベーグルを用意していた。
0951発車。発車前にドリンクのオーダーを回収。発車挨拶後に冷製スープをサーブ。スイカの甘酸っぱいスープで、なかなかのお味。
15分ほどたってから、メインのフルーツピザがサーブ。時間がかかるのでちょっとやきもき。
新鮮なフルーツがベーグル(と呼びたい)に乗って出てきており、触感味覚とも楽しめる。
途中薬院での運転停車、雑餉隈(?)での特急通過待ち、西鉄二日市でのエンド交換を経て、食事で一息ついてすぐに着く感じ。通過待ち中では運転士からもご挨拶があり、TRKCチームでのおもてなしが見られる。
五条で運転停車後、すぐに大宰府に到着。ごあいさつの後各自解散である。
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事前予約特典としては、・予約者限定ドリンク ・記念撮影サービス がある模様。
車内販売は、カフェメニューでは大っぴらには広報しないがある。さすがにドリンクは飲み切れないだろうが、限定デザインNIMOCAなどあり、カード決済も可能。
車内チームは(昨今のトレンド?)車内グループ無線で状況を共有しており、沿線のお手振り(残念ながら都市部すぎて目立たないが・・・)など情報共有している。
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カフェコース3300円は高すぎず妥当といえる内容と思える。もう少し乗っていられればいいが、距離からも高望みか。
やはり本腰は昼/夜メニューであろうことは明らかで、かつ車内接客のレベルから期待が持てそう。