季節れずれ

季節が行ったり思ったりしたつらつらを徒然と。

2021/8/11- 東京九州フェリー横須賀→新門司(それいゆ)乗船記

2021/8/11

 

京急品川駅21:17発 京急にて南行

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2184A イブニングウイング16号

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2100系車内

流石に1車5人程度で発車。優雅に横浜を通過できるのは特権。

 

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横須賀フェリーふ頭入口

横須賀中央駅下車。

横須賀新港には公共交通機関でのアクセスはない。横須賀中央駅からは駅前通りをまっすぐ抜けて、横須賀警察署の裏へ。1.2kmの由。

 

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横須賀新港 東京九州フェリーターミナル

日本海側でお馴染みのCruising Resortが待っている。

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乗船時間

実のところ、東京九州フェリーでは基本的にe乗船券が発行されており、携帯端末のQR改札で事前手続きが不要。乗船中も個室カギになるため、自分は希望して紙乗船券を発行してもらった。e乗船券との共用は可能のとのこと。

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横須賀新港ターミナル

繁忙期は90分前港入りを推奨しているが、徒歩×e乗船券であれば45分前に来てしまえばいいような。新港ターミナルはLCCターミナルのよう。乗船待機時は売店のみが営業している。

 

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それいゆ ホール

予定時刻よりさらに10分程度遅れて23:10頃乗船開始。

出航時刻が絶妙のため、まず大浴場に。夜間は露天風呂が閉鎖されているが、数人同じ考えの人も。

入浴の後、夜食営業に向かう。

オリジナルカレー。なかなか美味しい。自動生ビールサーバーから1杯注ぎいい気分。レストランは当世はやりの卓上タブレットからの自動注文。会計もセルフレジと考えられている。

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ツーリストS

客室はインサイド一人用個室、ツーリストS。BS含むテレビが見れるため閉塞感もそんなにない。

早々に就寝。

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船内スケジュール

朝の動きはやや遅く、0800頃から。

レストランで朝粥を食べてやることもなくひと眠り。

 

1000頃、姉妹船はまゆうとのスライド15分前のアナウンス。

15分もあるし油断してたら、汽笛一声であっさりと離合。

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はまゆう

 

波高さはなく(というか天気予報とにらめっこしていけそうな日に乗った)、比較的安定して疾走しており、むしろ波の高い日の乗船記を見たらあんま乗りたくなくなるというか・・・

 

午前、船内でクロスワード開催。参加賞でクリアファイルをもらえるが、ノーヒントで解くのは結構厳しいかもしれない。数点わからなかったので、その、ネットで・・・

 

夏の催しとして、レストランデッキでBBQが開催される。テーブル8セット、一組60分、約3時間で確か16組(?)だった。無事当選。

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レストランデッキ

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太平洋上のバーベキュー

IHによるもので焼き方にはコツがいるが、疾走するデッキで生ビールで焼き立ての肉を食らう。幸せ。60分あるが、ちゃんと余したのでそこは問題なさげ。

 

午後。プラネタリウム

なんと俗にいう「人をダメにするソファ」×説明等がない波の音で星空を見る内容×星空 で、即就寝。というか同席の子供が本気で寝てた。

 

豊予海峡に入って北上を開始。波もさらに穏やかに。

しまなみ眺めながら露天風呂に入浴。

 

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麻婆豚定食

入港の関係でややはやい1800-1900間でレストラン開放。人はやはり遅めに来るため、入場待ちが発生する。気にしない人のために1745には開放しているようで、そのほうがいいのかも。

 

日中はフォワードサロンが開いている。

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フォワードサロン

結構アナウンスは少なめなまま、新門司、定刻入港。

阪九フェリー近くの新門司港は、送迎バス利用が安牌。門司、小倉に停車し、定刻であれば鹿児島最終や大分最終の鉄道に間に合う。この価値は意外とあるかも。

 

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船としては、新日本海組をそのまま持ってきたものと見れる(実際、はまゆうは一時期日本海航路を応援していた)。シアタールームはやや狭め。(閉鎖中だが)ジムとカラオケボックスが1室。福山通運とランテックス+直営のトレーラーと、あとは自家用車が目立ち、羽を伸ばすための船ではなさそう。

一方、船内Wifiは総計2h30mの縛りがあり、電波は潮岬、室戸岬豊予海峡以北で入りやすく、予期していたより電波が入る。ノマド?していた人が共用スペースに見れた。東行は伊豆大島以北で電波戻るのではないだろうか。

 

基本運賃は12000円(ツーリストA)+6000円(ツーリストS設備料金)。陸上、航空(割引前提)とも大差がつくわけではない。

太平洋のロマンと、長時間本腰を入れて暇をつぶす用意があれば楽しいかも。

 

(是非はともかく、大学生グループが何種類かボードゲームを持ってきていた。本来は個室とって楽しむのがいいのかも)

 

あとは波が高ければ躊躇なく振り替えたほうがいいかも。何せ豊予~伊豆大島まで太平洋に逃げ道はない。