季節れずれ

季節が行ったり思ったりしたつらつらを徒然と。

ひたち14号 列車途中打ち切り

2023/11/4

仙台発品川行きひたち14号は、10:14に仙台駅を発車する予定だが、動けなかった。


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亘理駅にて上り普通が人身事故を起こし、山下〜岩沼間が見合わせとなったためである。


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1時間ほど仙台駅6番線で動かなかったが、ひとまず岩沼まで前進した。

 

岩沼でも少々停車し、遅れた開通は11:40以降。

その頃から車掌はひたち14号の自動放送をカットし始めた。

いわき12:18の時点でおそらくパターン化されているであろう、代走のひたち14号が仕立てられているのをどこトレにて確認できている。

 

その後、割と案内のないままに広野を出発。

広野発車後、「ひたち14号はいわきで運転を打ち切り、いわき以南乗車の方にひたち18号の6-9号車を利用できる」ことの放送が入った。



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その時点でえきねっとを確認すると、6-9号車のみ売り止めになっていることが確認できた。


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当然であるがひたち18号所定の乗客はいるわけ(所定予約者の予約ランプが動作しているのが分かる)で、おそらく旧14号の客数と18号の予約数を見て売り止め号車を決めたのでは、と思われる。

 

いわきには1410頃に到着。ひたち18号は待ち受けておらず、乗ってきたK8編成が一旦ドア閉車内清掃となった。

この整備により10分ほど遅れて、新ひたち18号はいわきを出ている。

 

可哀想な客は2つ。

グリーン車の旅客は打ち切りと普通車の用意のため、常磐をゆっくり走破しようとした人がいれば半分丸損か。

・折しもモンテディオ山形いわきFCのJ2戦がハワイアンズスタジアムいわきで1400キックオフ。

最適な回答と思われたひたち14号が1410にいわきに着いてしまい、相当数の青ユニフォームが湯本駅で慌てて降車していった。

 

というかモンテディオファンが可哀想で記事書いた。運が悪い。
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多分後で自動払い戻しになる(よな)チケットレス。急乗承は東海でレチに書かれてなんの文字かなと思って調べて以来忘れてない。チケットレスになるとここも手間がかからなくなるものよ。

 

 

 

 

 

宗谷バス天北宗谷岬線(上り)乗車記録

2023.5.1

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ついに分断が予告された天北線乗りつぶしておく。

0939,稚内駅一番のりば。宗谷岬までの往復と見られる多数が待つ中、定刻にNo.612旭川200か806ワンステエアロスターが入線。後部5列仕様で辛い耐久戦が予期される。

英語圏の方が出てこない整理券にオロオロ。宗谷バスは券無しと2区以降発券だから困るよねそら…

21人ノリホ。

 

国道を回り南駅前で二人降りる。大黒4で一人乗る。潮見5(潮見待合所)で一人乗り。市内線はここまで。あと何回運賃が変わりますアナウンスを聞くことになろうか。

バスは単調に国道238を走り、声問1で潮見一降。

島の三角州のような声問で一降。声問線とも別れ、ここまで390円。

稚内飛行場、もとい稚内空港の海手を東進。鈍色の海は白波を立てる。

 

富磯集落を抜ければ風車も並ぶ宗谷集落。18分発の宗谷停留所に16分に着いており、スジは寝ているのだろう… 岬まではなお6kmあり不安になる旅行者も。

宗谷岬は予想通りの大量降車。車内には四人残った…四人残った!?(予想より多い)

ここからは正しく未乗区間宗谷岬大岬の住居地を抜け、フリー乗降区間に切り替わる。

バスは一時丘陵と山間を抜け、浜沿いに走り始める。個人宅名バス停が出て、知来別の大きめの漁港を抜けると初のカタカナ停名、知来別シネシンコ。シネ(1)シンコ(エゾマツ)らしいので、知来別一本松、浜鬼志別一本松と過ぎて浜鬼志別集落。鬼志別に向け海を離れる。

 

1113鬼志別ターミナル1145

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運行系統の分断箇所、鬼志別。上り2→3便はここで32分の休憩。館内には旧鬼志別駅資料館があったりするも、猿払村デマンドバスは遣る瀬方なし待つばかり。商店SaijoQマートを見るも、まぁ商店だわね。

鬼志別は1名乗車。

 

道の駅さるふつの横を抜け、猿骨バス停から芦野方面へ右折。

芦野に寄って道道1089号を猿払方面。鬼志別の1は猿払で降りた。

 

1244浜頓別ターミナル1254

稚内の一降り、これは枝幸方面への乗り継ぎなのか、という感じ。道の駅北オホーツクはまとんべつ併設も、10分では買い込みも少なに戻る。

下り稚内行きとはここで離合。あちらはちょっと乗ってそうな感じがある。


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浜頓別以南は国道275と廃線敷が沿ってくるためガーター橋を中心に遺構が目につくようになる。

中頓別寿公園の保存機49648と戦闘機F-104Jを左手に見ながらバスは中頓別ターミナルに入る。

 

1320中頓別ターミナル1330

早々の休憩入り。中頓別は上り2,上り3と別に高速バスまで減っており、上りは当便が終バス。

中頓別駅跡のターミナルも、今や有人である理由が薄れる。キハ22-508が保存さるも、中は物置、構体露出と老い先は長くなさそう。

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中頓別長寿園で一乗り。

小頓別を過ぎると天北峠。廃線跡とは離れ、エアロスターは登坂車線と格闘。上りきったあとは再び天北線と号し、人のいない原生林を抜ける。

音威子府廃駅を左手に見ると、こじんまりした音威子府の駅に入る。4名降り。


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浜頓別、あるいは鬼志別の需要はなくはないが、それ以南はバスとして成り立ちようがない。北見枝幸方面への路が無くなったときが、天北道の終わりなのかと、思う。

 

 

つばさモーニング特急券

たまにはブログ書くものなり。

 

2022年3月12日改正から、山形新幹線つばさ号が全席指定席化された。

山形新幹線の全車指定席化と山形・秋田新幹線の特急料金の改定について」

https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20211116_s01.pdf

かつては16/17号車が自由席専用でシートピッチを詰めて設計されたのも過去とし、見かけ上は指定席が取れないと山形新幹線は利用できないように見える体制である(当然立席特急券が在来線区間に用意はされているが…)。

 

つばさモーニング特急券は、始発となる山形を7時ごろに発車する新庄行、普通車全車自由席、つばさ171号に限り発売された企画自由席特急券である。

50㎞以内760円、山形~新庄含む50㎞以上1200円のところ、520円で乗車ができる。

近距離券売機では当日の発車前にしか口座が出なかったため収集泣かせでもあったろう。

つばさモーニング特急券(近距離券売機)

つばさモーニング特急券(マルス端末)

1/4ということもあって当時の利用者はまばらで、それでも号数を限って発売され続けただけ一定の需要があったのだろう。

 

2022/3/12からはこの特例はなくなっており、天童、村山といった50㎞圏でも240円の値上げ相当。

 

在来線特急の感強い米沢以北で自由席がないのはちと気になる面もある。新幹線型車両は指定席ランプもないので中途半端に混んでいるときなどむつかしいのだが。

 

新庄~山形間自由席特急券

 

しなの鉄道 軽井沢リゾートの指定席の怪

※本稿は2022.10現在の情報を元に記載しています。

 

しなの鉄道線、有料快速「軽井沢リゾート号」。土休日ダイヤに限りL/Cシート車のクロスモードにした上で、乗車券と別に座席指定券500円の支払いで乗車ができる。


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一方、登場当初は2号車に座席を潰した上で固定テーブルを配置し、軽食付き指定席プランを展開していた。


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いた、というのは、2022.4.23運転分より、「供食事業者の都合」によりこの軽食プランが休止となったから。(なお、この供食事業者自体が倒産他した様子ではない)

【お知らせ】軽井沢リゾート号・軽食付プランの発売一時中止について | お知らせ | しなの鉄道株式会社
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では固定テーブルはどうなったか。下記が某日の指定席空席状況だが、満席のように見える。


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また、うかがい知る限りしなの鉄道係員側もこのシステムを使っているようで、駅でもこの空席状況となる。

 

実態はどうか。


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乗車したS101編成においてだが、3,5列のテーブルは撤去、現状復位済み。9,11列のテーブルは残る。

2-6,8,10列目は、車掌端末でも取れない「空白の席」と化しており、当日飛びつき乗車での自由席扱いとなっている。

一方、1列目が車端で狭くテーブルがない、7列目が端数で軽井沢行きの際に窓がないため指定販売されており、事前では8名限りの車両となる。

かわいそうなことに駅、webともにほぼ1号車が販売されるため、先に買ったものが多いほど混む現象に相成った。

 

長野、妙高高原行きにおいては10列abは前面展望兼テーブルシートとなるため一番取りたいが、軽食プランがなく代替で開放されないために「当日車掌に申し出る」のが正着となる。

現在、乗車人員には限りがあるし1号車も満席になる様子はないが、この中途半端な状態が延々続くのか、軽食プランが戻ってくるのか。いやはや扱いに難のある状態である。

 

北海道の航空券提示型フリーパス-バニラエアひがし北海道フリーパス(U25)

JR北海道管内では、道内空港に降り立った航空券等をみどりの窓口に提示することで、エリア限定で、特急自由席まで乗車可能の格安のフリーパスを購入することができる場合がある。

 

以下の情報は、記事の執筆時点のもの。

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参考

北海道フリーパス 北海道全線有効

7日間 27,430円(指定席6回無料)

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・AIRDOきた北海道フリーパス

 新千歳空港/旭川にて搭乗当日の発売。開始日は、当日か、翌日から選択可能。

新千歳空港以北、小樽、追分、富良野旭川稚内の範囲内。

4日間 13,150円

 25歳以下 10,520円

 

・AIRDOひがし北海道フリーパス

 新千歳空港/旭川/北見/網走/帯広/釧路にて搭乗当日の発売。開始日は、当日か、翌日から選択可能。

新千歳空港以東、小樽、根室旭川の範囲内。

5日間 16,380円

 25歳以下 12,680円

 

Peachきた北海道フリーパス

 新千歳空港にて搭乗当日の発売。開始日は、当日か、翌日から選択可能。

新千歳空港以北、小樽、追分、富良野旭川稚内の範囲内。

4日間 13,150円

 25歳以下 10,520円

 

Peachひがし北海道フリーパス

 新千歳空港/北見/網走/釧路にて搭乗当日の発売。開始日は、当日か、翌日から選択可能。

新千歳空港以東、小樽、根室旭川の範囲内。

5日間 16,380円

 25歳以下 12,680円

 

ANAきた北海道フリーパス

 新千歳空港/旭川/稚内/南稚内にて搭乗当日の発売。開始日は、当日か、翌日から選択可能。

新千歳空港以北、小樽、追分、富良野旭川稚内の範囲内。

4日間 13,150円

 25歳以下 10,520円

 

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つまり、券面が異なる同内容のフリーパスが、全日空系列のエアラインそれぞれに用意されている。また25歳以下には割安での提供をしている。

これら券は、共同運航会社の券面では購入できず、各航空会社にて購入したものに限り発券することとなっており、これらを集めるのであれば品を変えて5回渡道せねばならぬのである。あるいは、25歳以下なら10回飛ばなければコンプリートでき… いや過ぎ去った話はよそう。

 

本券はかつて存在したバニラエア(Peachに吸収)でも存在しており、実際に使用した。

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バニラエアひがし北海道フリーパス

 

では、上記に上がらない日本航空系列は何をしているのかというと、JALPAK旅行商品のオプションでほぼ同内容の券を申し込むことができる。

www.jal.co.jp

日本航空系の、「搭乗券」では、上記のフリーパスは発行できないのである。

 

これが紅組たる私の悩みで、北海道に行くのには全日空系列をいやでも視野に入れねばならない。

 

ああ罪深き趣味かな。

 

ちなみに、感染症下の北海道補助金を活用した「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」は前日までの発売だが指定4回付、全線乗り放題で12,000円と壊れた性能をしている。

このご時世にこそJR北海道プラザ東京支店は必要だった(狂気)。

22.2/5-6 冬優の失言号

22.2.5

SDJ0805-0920CTS

IBEX045 JA11RJでテイクオフ。
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ところがSDJ滑走路不良と、ドアクローズ後の解氷作業のため30分ディレイ。なんでもかんでも不凍液でふっとばすんすね…

 

0955CTS 急いで地下の空港駅に。窓口は可動一口。新さっぽろへ。

 

新札幌1042 特急とかち3号。

駅ねっととくダネで、グリーンが割引対象。25%引きで帯広へ。


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すらいどテーブルにある程度反発する座席。現代の最大公約数を目指せているのでは。

 

帯広。

地元寿司チェーンで寿司を食べて(恒例行事になりつつある)、ばんえい競馬に。

やっぱり1トンの輓馬が200m競争するなんか違うスポーツ、美しいんすよね…


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帯広1704,おおぞら7号。

最近は北海道の放送も特別急行と言わないのですね。哀しみしかない。283のグレード指定席で東進。

釧路泊。

 

22.2.6

釧路。朝のうち、カーシェアで釧路市立博物館へ。ガイドがいないと見ての予習だったが、たんちょうが別館でコーナー立てられてる。面白。

釧路1102,DL冬の湿原号。

スハフを大枚叩いてリニューアルしたはいいが、要のSLが壊れて動けない。指定席は1680円のところなんと530円。SLって高いな(無関心)


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スハフ14には湿原側を向いたパノラマシートを設置した。いうなりゃジパングのあれ。

ワシやタンチョウを見つつ標茶

いないと思ってたネイチャーガイドは、1-5号車1名という状況ではあるが乗ってた。肉声だけど。ナイスネイチャだ。

 

標茶で1.5hの折り返しインターバル。

蕎麦食べて折り返す。

帰りはエゾシカが大量発生。

 

釧路。フィッシャーマンズmooに顔を出すも、青息吐息の土産街。毛ガニばかりがこちらを睨む。

 

釧路空港リムジンバスにて、ado74 ja08an にて東京国際空港へ。

過去イチに天気が良かったかもしれない。宮古あたりからずっと下を眺めてた。
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「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」Cafeコース 短評

2021/8/12

西鉄福(天神)岡0951-1031大宰府

 

西鉄電車がこっそり走らせるレストラン列車「ザ・レールキッチン・チクゴ」(公式略称は頭文字をとって TRKC となるらしい)。

 

朝の40分を走るカフェコースにのみ、当日の空席分に限り当日券が発行される。

西鉄福岡(天神)北口、改札外事務室にて発券が可能。

 

列車は0932頃、降車専用ホームに入線してきて、スタッフが1名列車から降りてきて改札となる。当日券分については前から順番に着席となる。

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降車ホームへの案内

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入線してきたTRKC

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車内

結構クッションがしっかりしており、座り心地も悪くない。

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2号車のキッチンスペース

1-2-3号車のうち、2号車はキッチンとなっており、中央には自慢の電気ピザ窯がある。当日券分のスープ、ベーグルを用意していた。

 

0951発車。発車前にドリンクのオーダーを回収。発車挨拶後に冷製スープをサーブ。スイカの甘酸っぱいスープで、なかなかのお味。

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冷製スイカのスープ

15分ほどたってから、メインのフルーツピザがサーブ。時間がかかるのでちょっとやきもき。

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フルーツピザ

新鮮なフルーツがベーグル(と呼びたい)に乗って出てきており、触感味覚とも楽しめる。

途中薬院での運転停車雑餉隈(?)での特急通過待ち、西鉄二日市でのエンド交換を経て、食事で一息ついてすぐに着く感じ。通過待ち中では運転士からもご挨拶があり、TRKCチームでのおもてなしが見られる。

 

五条で運転停車後、すぐに大宰府に到着。ごあいさつの後各自解散である。

 

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事前予約特典としては、・予約者限定ドリンク ・記念撮影サービス がある模様。

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車内販売メニュー

車内販売は、カフェメニューでは大っぴらには広報しないがある。さすがにドリンクは飲み切れないだろうが、限定デザインNIMOCAなどあり、カード決済も可能。

 

車内チームは(昨今のトレンド?)車内グループ無線で状況を共有しており、沿線のお手振り(残念ながら都市部すぎて目立たないが・・・)など情報共有している。

 

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カフェコース3300円は高すぎず妥当といえる内容と思える。もう少し乗っていられればいいが、距離からも高望みか。

やはり本腰は昼/夜メニューであろうことは明らかで、かつ車内接客のレベルから期待が持てそう。

2021/8/11- 東京九州フェリー横須賀→新門司(それいゆ)乗船記

2021/8/11

 

京急品川駅21:17発 京急にて南行

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2184A イブニングウイング16号

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2100系車内

流石に1車5人程度で発車。優雅に横浜を通過できるのは特権。

 

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横須賀フェリーふ頭入口

横須賀中央駅下車。

横須賀新港には公共交通機関でのアクセスはない。横須賀中央駅からは駅前通りをまっすぐ抜けて、横須賀警察署の裏へ。1.2kmの由。

 

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横須賀新港 東京九州フェリーターミナル

日本海側でお馴染みのCruising Resortが待っている。

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乗船時間

実のところ、東京九州フェリーでは基本的にe乗船券が発行されており、携帯端末のQR改札で事前手続きが不要。乗船中も個室カギになるため、自分は希望して紙乗船券を発行してもらった。e乗船券との共用は可能のとのこと。

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横須賀新港ターミナル

繁忙期は90分前港入りを推奨しているが、徒歩×e乗船券であれば45分前に来てしまえばいいような。新港ターミナルはLCCターミナルのよう。乗船待機時は売店のみが営業している。

 

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それいゆ ホール

予定時刻よりさらに10分程度遅れて23:10頃乗船開始。

出航時刻が絶妙のため、まず大浴場に。夜間は露天風呂が閉鎖されているが、数人同じ考えの人も。

入浴の後、夜食営業に向かう。

オリジナルカレー。なかなか美味しい。自動生ビールサーバーから1杯注ぎいい気分。レストランは当世はやりの卓上タブレットからの自動注文。会計もセルフレジと考えられている。

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ツーリストS

客室はインサイド一人用個室、ツーリストS。BS含むテレビが見れるため閉塞感もそんなにない。

早々に就寝。

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船内スケジュール

朝の動きはやや遅く、0800頃から。

レストランで朝粥を食べてやることもなくひと眠り。

 

1000頃、姉妹船はまゆうとのスライド15分前のアナウンス。

15分もあるし油断してたら、汽笛一声であっさりと離合。

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はまゆう

 

波高さはなく(というか天気予報とにらめっこしていけそうな日に乗った)、比較的安定して疾走しており、むしろ波の高い日の乗船記を見たらあんま乗りたくなくなるというか・・・

 

午前、船内でクロスワード開催。参加賞でクリアファイルをもらえるが、ノーヒントで解くのは結構厳しいかもしれない。数点わからなかったので、その、ネットで・・・

 

夏の催しとして、レストランデッキでBBQが開催される。テーブル8セット、一組60分、約3時間で確か16組(?)だった。無事当選。

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レストランデッキ

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太平洋上のバーベキュー

IHによるもので焼き方にはコツがいるが、疾走するデッキで生ビールで焼き立ての肉を食らう。幸せ。60分あるが、ちゃんと余したのでそこは問題なさげ。

 

午後。プラネタリウム

なんと俗にいう「人をダメにするソファ」×説明等がない波の音で星空を見る内容×星空 で、即就寝。というか同席の子供が本気で寝てた。

 

豊予海峡に入って北上を開始。波もさらに穏やかに。

しまなみ眺めながら露天風呂に入浴。

 

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麻婆豚定食

入港の関係でややはやい1800-1900間でレストラン開放。人はやはり遅めに来るため、入場待ちが発生する。気にしない人のために1745には開放しているようで、そのほうがいいのかも。

 

日中はフォワードサロンが開いている。

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フォワードサロン

結構アナウンスは少なめなまま、新門司、定刻入港。

阪九フェリー近くの新門司港は、送迎バス利用が安牌。門司、小倉に停車し、定刻であれば鹿児島最終や大分最終の鉄道に間に合う。この価値は意外とあるかも。

 

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船としては、新日本海組をそのまま持ってきたものと見れる(実際、はまゆうは一時期日本海航路を応援していた)。シアタールームはやや狭め。(閉鎖中だが)ジムとカラオケボックスが1室。福山通運とランテックス+直営のトレーラーと、あとは自家用車が目立ち、羽を伸ばすための船ではなさそう。

一方、船内Wifiは総計2h30mの縛りがあり、電波は潮岬、室戸岬豊予海峡以北で入りやすく、予期していたより電波が入る。ノマド?していた人が共用スペースに見れた。東行は伊豆大島以北で電波戻るのではないだろうか。

 

基本運賃は12000円(ツーリストA)+6000円(ツーリストS設備料金)。陸上、航空(割引前提)とも大差がつくわけではない。

太平洋のロマンと、長時間本腰を入れて暇をつぶす用意があれば楽しいかも。

 

(是非はともかく、大学生グループが何種類かボードゲームを持ってきていた。本来は個室とって楽しむのがいいのかも)

 

あとは波が高ければ躊躇なく振り替えたほうがいいかも。何せ豊予~伊豆大島まで太平洋に逃げ道はない。

21/7/22 伊予灘ものがたり道後編

気が向いたら書くブログ、ツイッターに投げるに長しなので書くことにする。

 

キロ47-1401(JR四国-四マツ)
八幡浜→松山 伊予灘ものがたり 道後編(松山 行) #季節乗り鉄

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1号車 茜の章(キロ47-1401)


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2号車 黄金の章(キロ47-1402)

 

評価の高い本列車、一ヶ月前に手配をかけて二人がけのうち1席を取れた。

 

八幡浜へは15:52着八幡浜編で入ってくる。降車整理後、ウイルス対策で車内拭き上げ消毒のため所定16:05発車のところ遅れて16:08頃始発。

机上には連絡先記入シートの他アクリルスタンドなど感染対策も抜かりない様子。


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車内は1名海向きシート、2名掛け山側、4名掛け海側で、どれもクッションのある、ロザと言っていいシート。

 

八幡浜発車後、車内全クルーの紹介があり、連絡先シートと事前予約食事券の回収を一人ひとり行う。

その際、なんと車販メニューを見ている(呼んでない)と早速注文を受け付けてくれ、さすがのものがたりかと感嘆。

 

事前数量限定予約(マルスイベント券扱い)は各列車ごとに違い、道後編はアフタヌーンティーセット。
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これだけの内容+紅茶二杯分で、3,100円。ジャムはお土産に持ち帰れるし、全て言うことなしの美味しさ。個人的には右上、トマトチーズのサンドイッチが実は一番うまく思えるほど、いいパンと新鮮トマトのコンビが出来上がっていた。


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アルコールも取り扱っており、栗焼酎の水割りは700円台。これに限らず配膳スキルも鍛えられており、なみなみ入ったグラス等を揺れる海線でこぼさず手持ちするアテンダントの技量は流石のもの。


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その車販基地は2号車にあるが、サービス基地の様相で、車販も実は買いに行く必要はなかった。

というのも飲み物食べ物はアテンダントに注文すれば持ってきてくれるし、グッズは大柄のワゴンを終着前に全車押して回ってくる。

飲み物食べ物については異色の後会計を採用しており、道後編は向井原駅付近でL.O.の後各席に後会計でやってくる。

 

そして伊予灘ものがたりの特色は沿線市域との交流。7年目に至ってなお盛ん。

八幡浜付近…沿線会社の大漁旗振り、住民とペットのお手振り

伊予大洲大洲城からの旗振り
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五郎…沿線名物駅長、沿線住民お手振り

伊予上灘?…沿線住民とペットのお手振り、大漁旗振り

その他にも特に西部にてお手振りや手製の横断幕、はては石像まで毎週続けてくれているそのポテンシャルに感激を覚える。

 

有名観光地となった下灘ではドア開放。


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すっかり駅にも観光客がつくようになり賑やかである。実はこの時点でも遅れていたが、そのまま3分遅れで運転停車し、できる範囲でサービスを削らない配慮が見られた。

市坪運転停車の後最後に記念品を配り、松山到着となった(ちなみにテーマソングがあって流れる。いい曲だったんで市販されるなら買いたいかな)。天気にも恵まれ、そのサービスは流石と言えた。

 

伊予灘ものがたりは2022年春、キハ185系改に置き換わる。キハ47系改造からは更にランクアップしてくるものと思い、是非リピートしたいと思う列車である。

 

気になった点だけ一応

伊予灘線内、夏なので仕方無しとはいえ車体と枝葉がかなりぶつかる。太めにぶつかるキキーッって音も数回あり流石にね…

・乗車記念品を市坪駅出たあとの5分で配り切ろうとする。停車直前まで配ってたので、ちょいとどうかなと。

リニューアルでオペレーションも内容も手を加えるとは思うので。また今度。

 

 

3/8 OKA→HND

JL906(3/8)クラスJ

 ついに、というよりはやっと最終便。

最後の予約は767だっと思うんだけれど、直前?変更でいつもの777-300が登場。しかも8000代。まぁ実に沖縄線らしい機材ではあるのだけれど。

 早速詫び黒糖とご挨拶から始まる挨拶。クラJはい1,2空きがある感じ。ファースト代替で調整してるのかと。

 沖縄線の機内と地上の温度差は毎回の悩み。今回は沖縄装備で入ってやや肌寒いくらい…

 


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アーバンパークライナー補充特急券(岩槻駅発行)

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岩槻駅(ホーム立ち売り)

アーバンパークライナー72号 補充特急券

 

運転初日(3/16は人身事故の影響で運休)の1番券を確保しました。

他駅と変わらず、発車3分前頃に乗車位置に係員が現れます。2020年3月ダイヤでは平日深夜帯の一本の為に設備されていますが、6月ダイヤ修正で一日3本に増えます。流山おおたかの森と並んで入手しずらい券かと思います。

3/7 HND→OKA→HND→OKA

1.JL901(3/7)クラスJ

 那覇フラグシップで出発。この時間に合わすのは正直辛いが仕方ない。A350に乗ってしまうと777が見劣りしてしまうという現実がある。

 クラスJはほんの少し空席あるくらいで、始発は観光需要にまだ支えられている。

 本日高空は澄んで富士アルプスがきれいに見える。きれいな一日だ。
JA01XJ.
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2.JL902(3/7)ファーストクラス

今回の目的は、この騒ぎで嫌に安く放出されたA350のファースト。

まずは那覇ラウンジへ。琉球の赤でまとめたラウンジに、羽田より豪勢な(それでも個包装化されたけど)パンとかお菓子とか。こっちのほうが好きね。

座席。350/787はブースイメージ化された革シート。やはり777より個室感が増し、電動リクライニングも良い施策。まぁでも早朝で酒飲んでると沈没はしますわ。

JA01XJ.


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3.JL919(3/7)クラスJ

777-200。クラスJにも空きがある、というか30番以降普通席、全然おらんと見える。

ファーストは埋まってるのは那覇線の地力かな。

那覇着陸前にやや揺れ。高空と低空の風を同一視してはならんな。

JA773J.東京2020ラッピング。機内ドリンクカップミライトワ付きだ。


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